デザイナーが海外のスタートアップイベントに行って気づいたこと

kameです。
5月10日、11日に北京で開催されるGMIC(Global Mobile Internet Conference)に行ってきました。

GMIC(Global Mobile Internet Conference)とは?

アジアのIT系の大きなビジネスイベントで、
VIPとスタートアップ系の人たちが集まります。
集まっている人たちは下の2通りのタイプ。
■VIP
DeNAgree、renren(中国のfacebook)、中国のキャリア、NOKIA
フルーツニンジャ、アングリーバードなどなど
■スタートアップ
事前にG-STARTUP COMPETITIONというコンテストがあり、上位に入るとピッチができたり、1mくらいのブースとチケットがもらえます。
シャープハッカソンで作ったライブデコが入選し、ブースと入場券(12万円相当!?)頂いたので行ってきました。

なぜ行こうと思ったのか

■こんな機会が無いと思ったから
もしもライブデコが企業で作ったものだったら、作り手はこのようなイベントには行けません。
ここのデザインにこだわりをもって作りましたというステージではないですし、何より英語話せないし。
実際に作り手にはひとりも会いませんでした。
■ビジネスやお金儲けとは?
サービスを広めたいと思ったらビジネスやお金儲けってなに?ということをもっと知る必要があるのかと思ったから。
■海外イベントに行ってみたかった
憧れるじゃん海外w
私は残念なことに英語が話せないので、英語ができればこんなことができるんだ!
というときめきを感じたらやる気出るかと思ってw

実際に行ってみて考えたこと

■「世界展開を考えて作ります」は胡散臭い。
スタートアップの出展が50くらい出ていたのですが、英語圏の有名なサービスのローカライズが多い。
ローカライズがビジネスになるくらいなんだから、まずは世界ではなく地域から。
展開は言語切り替えではなく、地域の文化からの再構築が必要。
「グローバル」とかいう前に一番知ってる日本攻めておけ!
「グローバル」も「世界中」ではなく、「次は中国」のようにターゲットがずれただけ。

■日本にいると凄さがわからないことを利用。
多分「アジア最大規模のイベントで入賞したの!」というアピールをしまくれば日本ではそう伝わる(人もいる)だろうし、私が「こんなの誰でもとれるってーw」という雰囲気を出せば日本ではそう伝わる(人もいる)。
ということは、海外のイベントでブースを取得して写真映えするように盛って、
むしろ結果を日本でアピールするというリクルーティングやブランディングは面白そう。

■オリジナリティの差。
作り手のオリジナリティと、スタートアップ系のオリジナリティはだいぶ違う気がする。
作り手は独創性を求めすぎ、反対にスタートアップ系は既存の考え方に少しアイディアを盛る感じなのかな。
ローカライズだって、そういう行動をしたことが、そのサービスに目をつけたことがオリジナリティになりえる。
作り手の独創性は、一時的な盛り上がりはあるけど実際に継続して使わせることに弱いことが多い気がする。
アート的な考えがあるから(ないつもりでも)?

■惹かれるポイントの差。
作り手はそのサービスの出来に惹かれてしまうが、マネタイズと一言で言える売りが重要。
極端なところ、完成してなくてもOK。
だから、その段階で出してみて反応を見るってのも面白いかも。
ただ、惹かれるポイントが違うということはプライドを持つポイントも違うはずで、
全く違うポイントにプライドがある人が組んで作るのは相性は良いはず!

■スタートアップと技術。
起業家にとって昔は技術が必要だったけど今は時代が変わって必要がなくなった。
というセッションでの言葉に納得。世代が変わったとのことでした。
「お金が稼げる可能性がある、オリジナリティがあるアイディア」
があれば、あとはお金を集めて、そのお金で作ってリリースということなのだろうか。

■行動力。
行動しなきゃなにもわからないし、かわらない。
そして、同じ中身の行動なら早いに越したことはない。
(椿さんの行動の速さとアグレッシブさは私と規模もスピードも桁違い。本当に凄い。)
私もandroid系で行動しなきゃ、シャープハッカソンには呼ばれなかったし、北京も行かなかったし、今回思ったことだって何も考えていなかった。

■目的、意思。
どのブースも資金集めとか、反応を見るとか、提携先を探すとか、メディア露出とか明確な意志がある。
行動は早く、目的を持って。というのが大切。

■海外イベントに行く日本人。
私が今まで会ったことのないタイプの方々でした。
根本的に作り手のイベントではないので、違う世界の方々だからというのは大きいけれど。
日本でイベントがあっても何も共通項もないので縁がない人たち。
海外だと「日本人」という、日本だと当たり前のことが共通項になってくれる。新鮮。

まとめ

webサービスを広めるには、スタートアップ系の脳みそも必要かな?と思ったのですが、
知っておくことはいいと思うけどそっちにプライドを持って、モノづくりのプライド捨てたら元も子もない。
ただ、同じことを目指している人同士だから相性がいい仲間を見つけたら相当楽しそう。
言葉で言う世界より、人って世界の方が広いかも。いろんな人の頭の中が見たい!!

これからの私は、「行動する!」「もっと作り手になる!」「貪欲!」で!
行く前とは少し別のことを考えそうです。
体験が大切ですね。(まだ私にとってこの変化がいいのかどうかわからないけど)

最後にコンテストに応募して、現地でもハイパーパワーを発揮していた椿さんに感謝感謝!
一緒に作っていた、ライブデコメンバーに感謝感謝!
再び、シャープハッカソン主催のシャープ株式会社様、運営のブリリアントサービス株式会社様に感謝感謝!
たくさん楽しい世界を見せてくれてありがとう。andoroidな人たちに感謝感謝!

もっとありがとうがいっぱいですが、
特に何も成し遂げてもいないし、何の区切りでもないのでこのへんで終わります。